我1,200kmをかく走行せり(内海太祐 2003.8 記)

0. 出走前まで- 期待 - 1. 疾走 2. 失速 3.回復 4. 大集団
5. 迷子I 6. 夜間走行 7. 補給不足 8. 楽走 9. 闇-疾走III
10. 迷子II - 冷気 11. 尻痛 12. 集団 - 疾走III 13. 老人と自転車

2. VILLAINES LA JUHEL - FOUGERES (失速)
最初のコントロールポイントVILLAINES LA JUHELに着くとコントロールも食堂もガラガラだ.80時間組はとっくにいってしまっているし,90時間組はまだほとんど到着していないのだろう.ここで食事をとることにするが,しばらくしていると山崎さんも到着したので一緒に食事をとることにする.

ここまで速かったので少しゆっくり行こうというような話をしてのんびりと食事をしたのだが,気が付くと1時間近くもたっている.そろそろ行きましょうか,というような話をして外に出ると山口さんがおり,さらに坂東さんも到着している.小倉さんにいたっては既に出発してしまったということである.

どうも長居しすぎたようである.我々も早速乗りはじめるが,食べすぎて眠くなったのと長く止まりすぎて足が固まってしまって回らない.やっぱりここでは軽く食べてさっさと出るべきだった.しばらく行くと小倉さんを捕えたようだ.私は半分寝ていたのでいつ抜いたのかよく覚えていないが,「いってらっしゃ〜い」という声が後ろで聞こえたのは覚えている.

この区間は88kmなので固まった足をほぐしつつ食事を消化する区間にあてることにする.徐々に意識もはっきりしてきて,足も回ってくる.あとは淡々と走る.FOUGRESの次の区間は最短の55kmなので泉さんが「ここはさっさと通過しましょう」と言ったので軽く補給をして次の区間に向かうが,山崎さんも程なく登場したので再び3人になる..

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