2007/12/03 旅の報告.38 精神的にヘロヘロ
本当に精神的にはヘロヘロで到着した。
往路で大歓迎を受けたこの町(村?)。深夜ではあるが灯りが煌々とついて自転車が所狭しと並ぶ。両側をレンガの壁で囲まれ、まるで要塞(城壁)の様である。
その昔、騎士達がここを戦いの場にする事もあったのだろうか?
今は馬を自転車に乗り換えたライダーの戦場だ。なんちゃって。
チェックを受けに建物へ。暖かい。
すごい人でまたまた渋滞中だ。
チェック後、暖を求めて補給をすることにしたが、以外にも食べる所は暖かく無かった。残念。
スープも此処のは口に合わず、残してしまった。
他の物は平らげたけどね。
坂東さん、池田さん、田中さんも食堂に現れた。
坂東さんと池田さんは食事を終えると隅で仮眠を始めた。
田中さんと自分は寒いのでチェックをしている所が暖かかったのでそこへ向かった。
やっぱりその部屋の隅でもたくさんの参加者が休憩していた。
仮眠することに決めて隅っこのテーブルの下に寝る場所を確保して寝た。お互い時計も無く時間は気にせずであった。
どの位寝たのだろうか?
周りがガタガタうるさくなって目を覚ました。
どうもクローズの時間を有る程度過ぎてコントロールの撤収が始まったようだ。
椅子やら机やらが次々と片付けられている。
自分たちと同じくその部屋で寝ていた参加者が当然起き出す。
お互いに目配せとジェスチャーで「うるさいよな!」「もうチョット寝かせろよな!」と合図を送る。眠い顔だが笑みがこぼれる。同じゴールを目指す仲間である。
仕方ない、出発である。
またまた、自転車少な〜〜である。
2007/12/06 旅の報告.39 「今何時だ?」
中途半端に起こされたのと暖かい所から出てきたので寒く感じる。
心拍を上げねば・・・。
心配の必要は無し。また上りだ。
前にあまり人がいない。
二人組みに抜かれた。かなり良いペースで走っている。コースも手馴れたもの、と言う感じ。
下りもかなりのハイペースである。
自分は下りが苦手なのでちょっと付いていけない。
田中さんは二人に付いて行きました。流石。
ここで田中さんとはお別れでした。
田中さんは自分より1時間ほど早くゴールされたようです。
単独になってから現れたとある町。
例のごとくバーがあり参加者がたむろってる。
まだ眠かったので街灯のあるこの町で仮眠することにする。
他にも道路脇の歩道で寝る者がいたので自分もそれに習う。
ヘルメットを枕に仮眠する。
たぶんチョットしか寝てないと思うけど、起こされた。
自分が寝ていた処の家の住人の様である。若い男性2名。
言葉は解らないが、どうも家の中で寝ろと招いてくれる。嬉しい申し出ではあるが家の中で寝たら起きれないかも知れないと思い断る。
すると今度は家の前に止めてある車の中で寝ろと言ってきた。が、やっぱり断る。眠気が失せてしまった。
時計が無いので「今何時だ?」とジェスチャーすると、車内の時計を見せてくれた。4時22分だった。
「時間が無いので行くよ」と出発準備。
水はあるか?とボトルを指して言う。確認したが満タン。
色々心配してくれてありがとう。の意味を込めて二人と握手をして出発した。
嬉しかったけどこれって寄ったらやっぱり違反か?
相手は親切心だけど、どうなの?
時間で走っている事やサポート禁止は知る人ぞ知るだしね。
この後走り続けてるが、明るくなってきた時にまた睡魔に襲われ、今度は家が点在する村の一角でもう一度止まりました。
そこから再スタートすると、直ぐに次のPC MORTAGNE AU PERCHE に到着しました。
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