BRM、SR600の参加には1億円以上の賠償責任保険加入が義務付けられています。参加者自身で保険加入した上で申込みをしてください。オダックス埼玉が保険加入を仲介することはありません。
義務付け保険
義務付けの賠償保険に関しては、Audax Japan(AJ)が規定を定めています。必ずAJ保険規定を読んで理解した上で申込みして下さい。
Audax Japan 保険規定 http://www.audax-japan.org/brm/insurance/
オダックス埼玉主催のBRM、SR600はAJ規定に基づいて実施し、規定を満たしていれば参加できます。しかし、規定は最低限必要な補償と考えた方がいいでしょう。オダックス埼玉ではBRM、SR600が必ずしも危険なスポーツとは考えていませんが、公道を様々な気象条件のもと長時間に渡って走行し、夜間走行もあり、大きなリスクが伴います。規定を満たしていればすべて安心とはならないのです。リスクに対処するのは参加される方ご自身です。オダックス埼玉は責任を負いません。ご自身で十分な保険に入ってください。
賠償責任保険(必須)
歩行者など他人にケガをさせたり、クルマなど他人の財物を壊した場合に支払われる保険。
自転車も賠償責任を負うリスクはあります。そのため、参加には賠償責任保険加入が義務付けられているのです。
必要な補償額
保険金額 : 1億円以上
ブルベ走行中の事故で賠償責任を負った場合に支払われる保険。
保険期間
スタートからフィニッシュまでが含まれていること。
注意 開催日がやむを得ず変更になることもあります。その場合でも、変更後のスタートからゴールまでを補償する保険が必要、もし保険期間外になったら新たに保険に入り直して条件を満たさないと出走できません。できるだけ年間通して保険に加入されることをお勧めします。
加入先
保険会社(損保、生保)、共済(JA、全労済、都道府県民共済他)など加入先は問いません。
注意 重要なのはブルベ走行中の事故で賠償責任を負ったときに補償する保険であること。
JCA自転車保険のようにブルベ走行中は補償適用外となる保険は対象外となります。。ブルベ走行中の事故が補償対象になるかどうかはご自身で確認して下さい。オダックス埼玉が保険会社に確認することはなく、責任は負いません。
最近では自転車保険の重要性が認識されるようになり、インターネットで探せば賠償保険を含んだ自転車向けの保険もあります。
死亡・後遺障害補償(強く推奨)
自分が死傷したり、後遺障害を負ったときに支払われる保険
AJ規定では義務付けにはなっていません。しかし、過去には後遺障害を負った方たちもいます。万一に備えておくのが自己責任の基本です。傷害保険、生命保険など死亡・後遺障害を補償する保険に入っておくことを強く推奨します。
義務付け保険の自己申告
申告に基づいて参加受付します。オダックス埼玉が保険会社に確認することはありません。
- 賠償責任保険1億円以上に加入していますか。
「Yes」以外は参加不可。
ブルベ走行中の事故が補償適用外になるものは対象外。
ブルベ走行中の事故が補償対象かはご自身で確認して下さい。 - 保険期間1—参加するブルベはこの保険期間内ですか。
「Yes」以外は参加不可。 - 保険期間2—日程変更があった場合に備えての申告です。
保険証券に記載された期間を申告してください。
注意 日程変更があった場合で、申告された保険期間が変更後のブルベ期間外であればブルベ期間を満たす新たな保険への加入が必要になります。日程変更がある場合には、オダックス埼玉サイトでお知らせします。
日程変更がない場合には、すべて「2.保険期間1」への申告に基づいて参加を受け付け、オダックス埼玉では「3.保険期間2」の申告を確認することはありません。 - 保険会社名
賠償責任保険の加入先保険会社、共済などを申告してください。 - 保険の種類
賠償責任保険をどの保険で加入したか申告してください。 - 保険証券番号
加入保険の証券番号を申告してください。
*死亡・後遺障害に関してはAJ規定で義務付けになっていないため申告は不要とします。すべてご自身の責任において備えをしてください。
保険に関する重大事項
AJ保険規定には重大事項として以下が定められています。申告は虚偽なく正確に、さらに万一の事故に備えて十分な保険に入っておいてください。
尚、オダックス埼玉では無保険での出走が判明した場合には、故意、過失に関わらず過去の全認定の取消申請を行います。
AJ保険規定の重大事項
BRM参加者規則により、賠償責任保険加入の条件を満たしていない場合、AJ統括のBRM、Fleche、SR600に参加することはできません。参加後に条件を満たしていないことが発覚した場合、認定を取り消し、以後の参加をお断りします。 (以下事例)
- エントリー時の申告内容が虚偽(無保険や補償金額の不足など)であることが発覚した場合(BRM/AM規定4条の違反)
- 参加者が起こした事故により発生した損害賠償責任が、ACP、オダックス・ジャパン、主催クラブ、主催者およびBRM開催の協力者(例:スタートやゴール地点の所有者や貸主など)に及んだ場合(BRM/AJ規定5条の違反)
オダックス埼玉・告知
告知 2017.5.27
オダックス埼玉では、故意、うっかりに限らず無保険でのBRM参加が判明した場合には、それ以降のオダックス埼玉が主催するすべてのBRMおよび走行会への参加を拒否すると共に、その者の過去のBRM全認定取消をAJを通してACPに申請します。
オダックス埼玉で無保険者の参加が判明したわけではありませんが、このような告知するのは、天候の善し悪しを問わず長時間にわたってノーサポートで公道を走行するBRMでは、出走者の自己責任が大前提となり、自己責任の最低限かつ最重要要素は、参加義務付けとなっている「出走者自らが賠償保険に加入する」ことであると考えているからです。そうした認識のない人の出走は大前提が崩れ、私たちが日本においてボランティアでBRMを開催するのは不可能になるためです。
さらに付け加えるならば、現在BRM参加の保険義務付けは賠償保険のみですが、公道を走る限りどんなに安全に注意を払っても事故が起きないとはいえません。万一事故に遭遇した場合、賠償に限らず本人やそのご家族などが受ける損害などを充分お考えになり補償の備えをした上で出走するのが大人の遊びです。オダックス埼玉は一切の補償はしないことを理解された上で参加して下さい。
2017.5.27 オダックス埼玉