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オダックス埼玉
18. 食事と胃痛1200km走るには丈夫な内蔵が欲しい
1200km、何を食べたのか、食べられなかったのか

1200km走る力がありながらリタイヤした人もいた。原因のひとつは現地の食事があわず胃の調子が悪くなったことだった。国内ブルベでも600、1000ともなれば内蔵への負担は増加する。食習慣の異なるフランスではなおさらである。

なぜ胃痛になったのか

胃痛と格闘しながら復路のルデアックまで走った
スタート前の食事ではしっかり食べて快調。スタート直後には大群衆の中で走るので興奮します.最初のPCまで興奮状態で実力以上に飛ばしてしまった。私はオーバーペースで走り続けると胃にくるようです。最初のコントロール(チェックは無しで補給のみのモルターニュ・オ・ペルシェ) では、水を買っただけでしっかり補給するのを怠ってしまった。その次のPCではしっかり食べようとしたが、脂っこい食事だったので既に半分くらいしか食べられなかった。それ以降は固いフランスパンにめげて、しっかりかじって食べる気力が出なかった.あとから考えればスープにつけて柔らかくして食べれば良かったのですが、そんなことにも頭がまわらくなっていました。食べないから調子が悪くなる、調子が悪いのでますます食べられないの悪循環で結局リタイヤとなりました。

現在、国内で走るときにも油断して実力以上のオーバーペースを続けると調子悪くなることがあります.そういう時はペースを落として自分で食べられるもの(私の場合には味噌汁とかフルーツゼリー)を食べて回復を待つようにしています。

自分のペースを守ること、少しずつでも小刻みに補給をすること、あと、外国では難しいですが、少し調子が悪くなった時にでも食べられるものを見つけておくと良いと思います。(片桐恭弘)

補給はコントロールのレストランが中心になるが、日中ならコース途中にあるカフェなどでも食べることができる。オープンテラスなら走ってる人たちを見られ、気持ちがよい。ただし、日本と違ってコンビニや自動販売機はないので、夜の補給はコントロールのみ。

胃が丈夫な人もいた

走りながら食べたのは、日本から持参のエネルギー食品各種、ヨウカンやおかきとパイ。コース途中の食品店で買ったパン・クッキー類。コース途中のケーキ屋でケーキやパイも買った。道行くおばさんに「あらー」見たいな感じで驚かれながら店先で食べた。とっても美味しかった。コントロールのレストランでのパスタとライスは不味かった。牛肉は硬かった。鶏肉は美味しかった。売店のサンドイッチがとても美味しかった。フランスパンに魚のパテかハムとチーズを挟んだだけなのだが、食材一つ一つが全部美味しい。次のコントロールでまたサンドイッチを食べるのを楽しみに走った。

実は、私も胃がもたれていたこともあったんですよー。
途中のスーパーマルシェでオレンジジュース1リットルとドーナツ一袋を食ったら気持ち悪くなり、胃薬飲んで1時間休んでました。そしたら、すぐ治まりました。(山口哲生)

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