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オダックス埼玉
16. ミスコースマップは役に立ったのか
頼りになるのは方向を示す矢印表示板

PBPのキューシートは通過する街と走行する道路が記載された簡単なものである。右左折の指示はないが、マップで道路番号を追っていけばだいたいのルートは把握できる。しかし、実際に走れば、街を示す標識は整備されおり、一緒に道路番号表示もあったが、途中の道路番号表示は記憶にほとんどないし、キューシートではわからない右左折がたくさんある。では、どのようにしてルートをたどったのか。PBPでは右左折ポイントにはかならず矢印(方向)表示板があるので、見落とさなければゴールまで走れるのだ。複雑な国内ブルベのコースを走るより楽かもしれない。ただし、安心してはいけない。PBP後半になると、参加者たちがまだ後続がいるにも関わらず表示板を記念に持って帰ってしまうことがある。しかも、往路ではなく復路の表示板がなくなっていたのだ。

ミスコースしたときに役立つマップ

地図は、ブルベジャポンのルートエヌで使用した形式のものをフランスの地図に落とし込んだものを使用しました。方向確認の際は、方向指示板が整備されているので、あまり必要はありませんでした。しかし、進み具合を見たりしました。また、道に迷った場合の見直しには、役立つように思いますが、今回は、他の国の集団についていくことが多く、幸いにして道に迷うことはありませんでした。 地図は無くても走れると思いますが、コマ地図程度でもあると安心できます。(池田年広)

*ルートエヌは任意の日に指定コースを規定時間内に走る日本独自のもの。

←往路と復路では表示板の色が違っている。往路はイエローにピンクの矢印だった。サイズは横35cm、縦19cmでそれほど大きくはないが、夜はライトに照らされると光る。

→復路はオレンジにブルーの矢印。

表示板は各地域ごとにつけるらしく、地域によってついている場所に特徴があり、やたらに高い場所にあったり、逆に低いところにあったりする。左写真は信号機支柱の下の方にあるのがわかるだろうか。写真をクリックすると拡大します。

×印のある表示板もある。この先にいけばミスコースになるのだ。

とにかく矢印を見つけること

国内ブルベでは必ず道路地図を携帯するが、PBPでは持っていかなかった。フランスの詳細マップがなく、買ったのはパリだった。2007年PBPもキューシートは持って走るが、地図は持っていかないと思う。2003年は状況がよくわからなかったが、今度は矢印表示板さえ見逃さなければミスコースしないとわかった。前回は集団でミスコースしたが、次回はちゃんと自分の目で確かめて走れると思う。初めて参加する人はできるだけスタートしてから早いうちに矢印表示板がどんなところにあるか勘所を押さえるようにしたほうがいい。ヘッドライトがないと夜間は見つけられない。ミスコースしたら住民などに聞いた方がマップで確認するより早いのでは。(泉 浩司)

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