▲HOME
PART3
▲PART1 ▲PART2 ▲PART4完成
メーカーにブルベのための反射グッズを作ってもらうことにしましたが、すぐにはできません。開発責任者・山口哲生を中心に辛抱強く取り組みます。そして、2005年7月、念願の反射ベスト試作品ができあがってきました。
2005年7月 試作第一弾

生地そのものが光るため遠くのクルマからでも見え、闇夜にひらひら揺れる光る物体の正体がクルマにはわからないらしく、必ずといっていいくらい減速しました。安全性は言うことなし。

ただ、欠点が2つありました。ひとつは試着した7月初めでは暑くて背中がむれます。もうひとつは、コストがかかりすぎることです。

実は、試作品はもう一点ありました。生地はメッシュのためむれはなくなりますが、メッシュ素材はごわごわしているため、収納にかさばるのが気に入りません。埼玉メンバー、遠慮会釈なくあれこれ注文をたくさん出します。開発責任者・山口哲生、粘り強く、そしてうまくメーカー担当者との交渉を続けます。山口哲生の熱心さ、しつこさに応えてメーカー担当者も新たな素材を提案。メッシュでも超薄手のものがあるらしいと、2005年も押し詰まる頃、山口哲生から報告がありました。

2006年1月 試作第二弾

年が明けて2006年。新たなメッシュ素材の試作品がBRM129の会場に持ち込まれました。しかし、肝心の反射テープは約1cm幅が後ろに一本だけ。
「ちょっと反射テープが細すぎるんじゃない」
「やっぱ、そうですよね」
ふたたび、山口哲生、メーカー相手に交渉。

実は、グレーの反射テープはけっこう高いのです。たくさん反射テープをつければ視認性はアップするものの、価格も大幅にアップ。
が、そんなことに臆せず、オダックス埼玉の敏腕開発部長、
「もっとテープを太くして、前にもつけてください。でも、価格は上
げないでね」
頼もしい限りであります。

2006年3月 完成

そして、ついにできあがったのであります。
エッ、もう一本、反射テープが欲しいって?
それは自分で加工しましょう。

とにもかくにも、1年以上の月日をかけてオダックス埼玉オリジナル反射ベストはようやく日の目を見ることになりました。

山口サン、お疲れさまでした。

*泉サン(後列左)と小倉サン(前列左)の着ている反射ベストは今回完成のものではなく、市販品を小倉サンが加工したものです(Part2参照)。

次は何ができるでしょうか、、、、、