1126忘年会アタックPART2

PART1 ▲HOME

忘年会アタックファーストステージ激坂巡り100kmはまだまだ続きます。その後には、セカンドステージ、大宴会が待っております。

■グリーンラインから二本木峠へ
高山不動の激坂を制覇したあとは奥武蔵グリーンラインで狩場坂峠、大野峠、白石峠、定峰峠へと抜けます。といっても、尾根道なので峠というほどではありません。大野峠を過ぎれば完全な下りです。
もう、スタートから2時間以上もたっているのに、走行距離はたったの20kmです。
ま、ここからしばらくは下り基調、楽しく行きたいもんです。
狩場坂峠頂上のりんどう茶屋、うどんを食した方もいたようです。
親切な茶屋のおばさんに見送られて二本木峠に向かいます。
その頃、10時ちょい前にスタートした高橋さんと沖本さんが高山不動の激坂を登坂中。さらに、10時スタート組もすでに激坂に到達、アタック合戦で遊んでおりました。
←二本木峠手前ビューポイント45.49km地点。12時ちょいすぎです。雲がかかって山並みの景色はイマイチ。1週間前にここを走ったときは絶景だったんだけどね。
↑ビューポイント必須の記念撮影、できたのはこっち→
二本木峠まではまだ3kmほどありますが、このあとはそれほどきつくはありません。
峠を越えればPC1までまたまた下りです。下りがくるとホッとします。
さあ、がんばって先を急ぎましょう!
と、思ったら、
ビューポイントを出てすぐの高原牧場に、みなさま吸い込まれて行くじゃありませんか。
「みんな止まってますけど」「休憩したばかりだしなぁ。ま、いいかっ」「忘年会だもんね」
坂東さんの食べていたでかいソフトクリームにつられて次々に注文したのでありました。
ホットコーヒーにソフトを乗せた変わり種ドリンクを頼んだのは清水さんです。
で、今度はホントにPC1目指して出発です。
←山を登れば下りもある。クルマの少ない和知場線は爽快でした。
→久々に下界へ下りてきました。
PC1到着です。
■PC1 げっ、スタート2時間遅れ組がやってきた
忘年会アタックにふさわしく、激坂に苦しみながらも、あちこち遊びつつ、ようやく、59.16km地点、PC1まで来ました。スタートから5時間もたってます。
「5時間もたってるのに、まだ60km? 2倍は走ってる気がするよ」
「距離感覚がいつもと全然違うね」
「ま、弁当でも食べよ。あれっ、みんな食べてる? オレ、食い過ぎかな?」
8時組大集合でのどかな会話をしていると、突然、疾風の如く集団がやってきました。最初は、どっかのチームかなとぼんやりながめてたら、あら〜、どこかで見たような、、、、
←泉、コウタロウ、大塚さん、それに、寺島さんまでいるじゃありませんか。10時スタート組に追いつかれてしまいました。

→鹿児島産本格手作り芋焼酎「玉露」を差し入れてくれた大塚さん、ストレートは効きました。おいしかったです。

←ルック06年モデルKG585。バイクの持ち主は右の写真真ん中の人。
→平山御大「おまえら、もう少し年長者敬ってゆっくりこいよ、、、」
コウタロウ「はぁ、自分もそう思ったんですが、泉・大塚コンビのテンション高くて」
寺島「御大、来年は千葉でBRMやるそうですね。うちの大開をよろしく」
なんて会話があったかどうかは未確認。
■男7人衆バイク担いで登山道を行く
キューシートを見ると、PC1から狩場坂峠まで約17kmの登りです。秩父には、きつい坂は多いけど、そんなに長い登りがあるとは思えません。途中、下りもあるでしょうが、そろそろ出かけないとセカンドステージ大宴会に間に合いません。高速隊のみなさまはほっといて、さっさと出発します。
PC1を一緒に出たのは総勢10名。
小倉サンと須藤チャンはトイレに行っていて出遅れました。
でも、それはものすごく幸運でした。
逆に、「迷うといけないから、ここからはみんなと行こう」とそれまで一人で走っていた片桐さんは、、、、

しばらくはのどかな道が続き、10名リラックスムードでした。

リラックスムードが一転したのは62km地点、PC1から3kmも離れてないところでした。
「ここで右折ですね」山口サン
「ちょっと待って、キューシート確認するから。いいみたい」白木
というわけで、10名右折したとたん、またまた急坂であります。

ところが、いくら急坂を登っても林道「赤木七重線」の標識がでてきません。片桐、坂東、清水、川田、菅田、吉村、藤岡さんの姿はとっくに見えません。そのうちに、なんと栗山林道との分岐が現れました。さすがに、止まって地図確認したところ、

ひぇっー、見当違いな道を走ってます。

そういえば、右折したのは62kmだったけど、曲がるポイントは62.52km地点。コース担当の泉サンがわざわざ10m単位でキューシート作ったのに、0.52kmを軽く考えたのがいけませんでした。「ちょっと距離が足りない気がしたけど、、、」とちさちゃんも言います。なにより、右折ではなくホントは左折でした。今となっては信じられませんが、「右折」の一言ですっかり思いこんでしまい確認しませんでした。こうやって集団ミスコースって起こるんだと妙に納得。なんてのんきなこと言ってる場合ではありません。

ここも、
ここも、
そしてここも、
あんなにきつかったのに、実は走らなくていいとこでした。
そして、この人たちはずっと前方にいます。
3人で地図見ながら考えました。

1. そのまま先の7人を追って進む
2. 定峰峠に抜ける
3. 正しいコースに戻る

1だといつ着くかわかりません。「ルートハンティングに強い川田さんもいるし、、、」「男7人なんだからだいじょうぶ、、、」あれこれ理由つけつつ、ミスコースを誘った張本人たちなのに、「みんなを見捨てて戻る」3に決定。す、すいません!
山口サンは、最後まで「いいのかなぁ」と気にかけていたことを付け加えておきます。

で、本ルートに戻ったら本橋夫婦に遭遇
「なんで埼玉スタッフがミスコースするの?」
「-------」
↑本コースはなだらかな道でした。と思ったのも束の間、過去最低記録の時速3.9kmを達成。あぁ、情けなや。 ↑愛知からわざわざ来てくれたラルさんこと高橋さん、高速の渋滞に巻き込まれてスタートがずいぶんと遅かったのに突然現れました。ニッカで寒そうです。
その頃、ミスコースに気付いた男7人衆をさらなる不幸が襲っていたのであります。前進あるのみと突き進んだ行く手には大きな岩がゴロゴロ、それでもめげずに前進したら、「あっ、道がない!!!」 な、なんと不運な男7人衆。てなわけで、シクロクロスの真っ最中でありました。レーサーシューズでバイク担ぎ、登山道をひたすら登ってました、、、。写真送ってちょうだい、でっかく載せるから、なんて怒りの鉄拳が飛んできそうデス。

また、PC1で出遅れた小倉サンと須藤チャンは全然前に追いつかないのを不思議に思いつつも、ミスコースなく疾走中。

さらに、高速隊の面々は「こんなにがんばって走ってるのに、どうして追いつかないンだ。そんなに飛ばしてっちゃったの?」

さっそくシクロクロスの写真が届きました
写真をクリックすると拡大します
(photo by Daisuke Sugata)
おお、まさしくハイキング道。ビューティフルです。
もがいてます、すごい!
つづく