AJ宇都宮メンバー、江戸川、利根川サイクリングロードで強風と格闘する
須藤さん(写真は忘年会アタック2008)
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今回、埼玉フレッシュに挑む、AJ宇都宮、テイルウインドは坂東氏、飯塚氏、上村氏、須藤である。
上野駅入谷口の前にある、コンビニ、サンクスに10分ほど前に集合。自分は遅れるとまずいので、1時間程前に駅に着いた。
8:00になったので、コンビニで買い物を済ます。曇っているせいか、少し肌寒い。東京には、たまに秋葉原に来るぐらいで、あまり来る機会がないが、朝の早い時間帯なので、車の通りも少なく、安心して走る。
▲浅草雷門見ながら東京を抜ける
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幾度かの交差点を曲がるとテレビでよく見る、浅草の雷門が見えてきた。火の玉のオブジェを見ながら、趣のある橋を渡り、東京観光をしたら、江戸川のサイクリングロードに出ると、いきなり向かい風、いつもは都民のサイクリストが走っていると思われるが、走っているものはいない。
北風の向かい風と格闘しながら、スピードは出ないが、前に進むしかない。仕方なく風の影響を少なくするため、サイクリングロードのしたの一般道を走る。少しは走りやすくなる。そこから今度は、東京理科大を過ぎ、利根運河のサイクリングロードになると、 横風になり、向かい風に比べると、大したことはない。しばらくして、国道6号をはさみ、PC1のコンビニが正面に見える。36km 10:10に到着。
ここでも風が強く、立て掛けてあった自転車が倒れ、ヘルメットを下に置いたら、風で転がっていく始末。
もと来た道を行き、今度は利根川サイクリングロードを進み、西へ向かう。風は横風だが、強く、自転車が傾く程である。サイクリングロードを降りると、田んぼの脇の細い道を経て、街の中に入る。坂東さんが言うには、いつもの練習コースで、途中で、小麦館と言うパン屋によることに、丁度、お昼に着いたので、中に入ると調理パンもあるので、昼食をとることに。お店の前には、お誂え向きのテーブルがあり、ひと時の休息。雨が心配されるが、曇り空だが今の所は雨は落ちてこない。
天気予報を心配しつつも、土手を走る。左側には、筑波山が見え、脇に小さく、牛久観音も見えるが、油断していると、風に吹き飛ばされそうだ。坂東さんはペースを乱すことなく、進むが、自分は風に疲労してるせいか、坂東さんの後ろに付くことが出来ず離されていく。国道408号に出ると、ここから成田の方に向かう。成田市に入ると、新勝寺をかすめ、立派な屋根が見えた。
この周辺は成田空港に近く、飛行機の離陸、着陸を轟音とともに聞こえる。成田空港の脇の道に出ると、滑走路も目に入る。テロへの警戒からか、厳重な塀がすごい。滑走路の南側に来ると、爆音とともに着陸態勢で飛行機が進入してくる。
また、フランスに行きたいなと飯塚氏がつぶやく。途中で、道の駅で休憩。道の駅を出ると、直ぐに雨の降りだし、カッパも着ずに先を急ぐ。途中で上村氏が道が違うことにきずき、PC2の距離になっても、コンビニが現われず、道を見落としたに違いない。
上村さんのGPSで、位置を確認してもらいながら、ようやくPC2に15:18に到着。136km
▲暴風下のサイクリングロード
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犬吠埼への海岸線は風との死闘です
PC2に到着する前から、霧雨が振り出していたが、それほどひどくなるとは、この時点では誰も予想することはなく、携帯の天気だけが、降水確率が50%が気になるだけであった。とはいうものの出発する時は、カッパを上下とも着て、完全防備で、犬吠崎に向かうのである。海岸
線をひたすら、北東に向かって風と戦いながら、雨はさほどではないが、前に進む。
海岸線のあとは、内陸に入り、ちょっとの上りである。そしてまた、眺望の良い海岸線に戻る。海岸線に打ち付ける波が、すごい勢いで弾け飛ぶ。これはほとんど嵐の中を走っているようなものだ。犬吠崎に向かう海岸線の道は、多少起伏があり、風の中では走りにくい。最後の坂を越え、線路を渡ると、荒れ狂う波が見える。PC3に着くまでの道は、向かい風が一段と強さを増し、死闘です。ほとんど、坂道を登るようなペースで、何とか、PC3に17:24に到着。 170km
休憩してる間に今度は雨の降りが激しくなり、ここで続行するか検討する。そのほかのグループの状況を確認すると、一部を除くと、ほとんど、天気の状態は悪くはなく、ここの東海岸あたりが雨が集中しているらしい。
仕方なく、鹿島までいくことに、もうすでにあたりは暗くなり車のライトで、雨の路面は乱反射して道路状況が解かりずらくなる。漁港の街を抜けると、利根川を渡るために銚子大橋を渡らなければならない。雨と風のため、バランスを崩しやすい、車の往来も激しく、橋から、見える利根川は非常に高く感じられ、落ちると助からないなと思いながらも、慎重に橋を渡る。
190km地点、天候大荒れでついに断念
そのあとも国道124号線を北上するが、ペースが上がらず、みんなの疲労もあるせいか、コンビニで休むことに、状況を確認すると、このあとも、天気はよくなる、見込みもなく、残念ながら、ここで断念することに。
ここのコンビニはミニストップ波崎宝山店、19:45、 走行距離は190km程でした。
そのあと、最寄の駅から、都内へ、荒れた天気のおかげで電車が遅れて、なんとか最終の電車に乗り込むことが出来ました。
レポート:須藤 好(テイルウインド) 2008.5.6
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