暴風に負けました

チーム テイルウインド

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上野から一旦北上しその後犬吠崎を経由して茨城に抜け川口に向かう南東ルート

Tail Wind 出走メンバー4人

スタート時間:8:00

スタート場所:東京都 /サンクス上野入谷口店

AJ宇都宮メンバー、江戸川、利根川サイクリングロードで強風と格闘する


須藤さん(写真は忘年会アタック2008)

今回、埼玉フレッシュに挑む、AJ宇都宮、テイルウインドは坂東氏、飯塚氏、上村氏、須藤である。
上野駅入谷口の前にある、コンビニ、サンクスに10分ほど前に集合。自分は遅れるとまずいので、1時間程前に駅に着いた。


8:00になったので、コンビニで買い物を済ます。曇っているせいか、少し肌寒い。東京には、たまに秋葉原に来るぐらいで、あまり来る機会がないが、朝の早い時間帯なので、車の通りも少なく、安心して走る。



浅草雷門見ながら東京を抜ける

幾度かの交差点を曲がるとテレビでよく見る、浅草の雷門が見えてきた。火の玉のオブジェを見ながら、趣のある橋を渡り、東京観光をしたら、江戸川のサイクリングロードに出ると、いきなり向かい風、いつもは都民のサイクリストが走っていると思われるが、走っているものはいない。


北風の向かい風と格闘しながら、スピードは出ないが、前に進むしかない。仕方なく風の影響を少なくするため、サイクリングロードのしたの一般道を走る。少しは走りやすくなる。そこから今度は、東京理科大を過ぎ、利根運河のサイクリングロードになると、 横風になり、向かい風に比べると、大したことはない。しばらくして、国道6号をはさみ、PC1のコンビニが正面に見える。36km 10:10に到着。


ここでも風が強く、立て掛けてあった自転車が倒れ、ヘルメットを下に置いたら、風で転がっていく始末。


もと来た道を行き、今度は利根川サイクリングロードを進み、西へ向かう。風は横風だが、強く、自転車が傾く程である。サイクリングロードを降りると、田んぼの脇の細い道を経て、街の中に入る。坂東さんが言うには、いつもの練習コースで、途中で、小麦館と言うパン屋によることに、丁度、お昼に着いたので、中に入ると調理パンもあるので、昼食をとることに。お店の前には、お誂え向きのテーブルがあり、ひと時の休息。雨が心配されるが、曇り空だが今の所は雨は落ちてこない。


天気予報を心配しつつも、土手を走る。左側には、筑波山が見え、脇に小さく、牛久観音も見えるが、油断していると、風に吹き飛ばされそうだ。坂東さんはペースを乱すことなく、進むが、自分は風に疲労してるせいか、坂東さんの後ろに付くことが出来ず離されていく。国道408号に出ると、ここから成田の方に向かう。成田市に入ると、新勝寺をかすめ、立派な屋根が見えた。


この周辺は成田空港に近く、飛行機の離陸、着陸を轟音とともに聞こえる。成田空港の脇の道に出ると、滑走路も目に入る。テロへの警戒からか、厳重な塀がすごい。滑走路の南側に来ると、爆音とともに着陸態勢で飛行機が進入してくる。


また、フランスに行きたいなと飯塚氏がつぶやく。途中で、道の駅で休憩。道の駅を出ると、直ぐに雨の降りだし、カッパも着ずに先を急ぐ。途中で上村氏が道が違うことにきずき、PC2の距離になっても、コンビニが現われず、道を見落としたに違いない。


上村さんのGPSで、位置を確認してもらいながら、ようやくPC2に15:18に到着。136km



▲暴風下のサイクリングロード

犬吠埼への海岸線は風との死闘です


PC2に到着する前から、霧雨が振り出していたが、それほどひどくなるとは、この時点では誰も予想することはなく、携帯の天気だけが、降水確率が50%が気になるだけであった。とはいうものの出発する時は、カッパを上下とも着て、完全防備で、犬吠崎に向かうのである。海岸
線をひたすら、北東に向かって風と戦いながら、雨はさほどではないが、前に進む。


海岸線のあとは、内陸に入り、ちょっとの上りである。そしてまた、眺望の良い海岸線に戻る。海岸線に打ち付ける波が、すごい勢いで弾け飛ぶ。これはほとんど嵐の中を走っているようなものだ。犬吠崎に向かう海岸線の道は、多少起伏があり、風の中では走りにくい。最後の坂を越え、線路を渡ると、荒れ狂う波が見える。PC3に着くまでの道は、向かい風が一段と強さを増し、死闘です。ほとんど、坂道を登るようなペースで、何とか、PC3に17:24に到着。 170km 


休憩してる間に今度は雨の降りが激しくなり、ここで続行するか検討する。そのほかのグループの状況を確認すると、一部を除くと、ほとんど、天気の状態は悪くはなく、ここの東海岸あたりが雨が集中しているらしい。

仕方なく、鹿島までいくことに、もうすでにあたりは暗くなり車のライトで、雨の路面は乱反射して道路状況が解かりずらくなる。漁港の街を抜けると、利根川を渡るために銚子大橋を渡らなければならない。雨と風のため、バランスを崩しやすい、車の往来も激しく、橋から、見える利根川は非常に高く感じられ、落ちると助からないなと思いながらも、慎重に橋を渡る。


190km地点、天候大荒れでついに断念


そのあとも国道124号線を北上するが、ペースが上がらず、みんなの疲労もあるせいか、コンビニで休むことに、状況を確認すると、このあとも、天気はよくなる、見込みもなく、残念ながら、ここで断念することに。
ここのコンビニはミニストップ波崎宝山店、19:45、 走行距離は190km程でした。

そのあと、最寄の駅から、都内へ、荒れた天気のおかげで電車が遅れて、なんとか最終の電車に乗り込むことが出来ました。


レポート:須藤 好(テイルウインド) 2008.5.6

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