▲戻る ▲HOME

2006.4.5 NO.19

BRM400アタック赤城



榛名山、赤城山麓をぐるっと回る400km、これでもかこれでもかとアップダウンを乗り越え、埼玉へと無事に帰ってきました。きついコースなのに笑顔で、もう笑うしかなくてひたすら走りました。

■ スタート
3月25日、エントリー77名、DNS15名、62名が出走しました。
↓オダックス埼玉のアイドルさくら監督のもと受付開始であります。今回は代表・妻神邦昭が仕事のため、かわって山口哲生がごあいさつ。でも、妻神サン、実は早朝にやってきて準備していったのでした。今年のさいたまブルベは大盛況、装備チェックの長い列がずーっと続きます。
←「あれぇー、まだいたの」
ブルベ走りをとことん堪能するエキップみのりのみなさまたち。

→静まりかえったスタート会場、撤収後は2班にわかれて各PCへ出発です。さくらももちろん出動です。

■ PC1 88.5km地点 高崎
スタート直後の日高分譲地の登り、山伏峠を越えてやってきました。
↓先頭のお二方はもうPC1到着ですが、さいたまブルベ初登場の近藤さん、パンクです。その隣で自転車を覗き込んでいるのは黒澤さん(左)。いつもは夫婦一緒の本橋さんも今回は単身ですが、ニューマシンでニコニコ(中央)。PCで補給中のみなさま、なにを食べているのでしょうか(右)。
→ぽかぽか陽気になり、花粉症対策も完璧です。

←埼玉200、300を走った倉林いずみさん(左)、今回はスタッフ志願、PC1チェック、埼玉速報、ゴールのお汁粉係で大活躍でした。

「みんなは何を食べてるのかなぁ〜って思ってたので、買ったものを見てました! 以外だったのは、重いもの、選んでる人が多いなぁって。納見さんは焼肉だったし。距離が長くなると、何を選ぶのかなぁって思ったり。持ち物も、キョロキョロ見ました!リュクとか、バックとか。リュクはやっぱり大変そうだったなぁ〜。普段の練習の事とか、聞く事ができて、よかった! まだまだだなぁ〜って反省です!」 (倉林いずみ)

■PC2 168.2km地点 みなかみ
榛名山を半周、どこまで続くぞアップダウン、下りは帰りの登り、中之条から水上までの道程はのどかな景色とは裏腹に今度こそ頂上と思いきやまたしても裏切られる大道峠越え、あぁ〜うらめしやコース担当・泉浩司! 後方は日も暮れ遠くに見えるスキー場、雪景色の中、震え上がっておりました。
←様子を見に行ったPC2にもう速い人たちが到着、慌ててPC3に向けて出発。さくらものんびりしてられません。

→わざわざ千葉から来たのに、いつもの相棒は600申し込んで帰ってしまい、今日はひとりの植田さん、絶好調です。 

■PC3 229.5km地点 大間々
お次は赤城山麓を登ったり下ったりしながら向かい風をお供に大間々へ。いつになったら終わるのやら。でもね、この道をたったひとりで走った人たちもおりました。ね、妻神サン、泉サン。泉サンのときは雨と雪混じり、それに比べれば天国、おまけに折り返してきた人たちの姿で元気付けられます。近頃、ベルを鳴らすのがブルベでははやりなんでしょうか。
←バッグの中からはいったい何が出てくるんでしょう。

→コマ図、キューシート入れも、アイディアこらして、一目でわかるブルベマシン。

←ちょっと一段落。寒さが身にこたえます。

→さくらも夜のスタッフ用反射材付きウエアに衣替え、到着を待ちわびております。

■ PC4 307.1km地点 倉淵三之倉
大間々からの折返しは追い風に乗って案外楽だったのはうれしい誤算。と、思ったのは甘かった。またまた榛名山麓、今度はぐるっと4分の3周、これが期待を裏切らず、しっかり登ったら降りるの繰り返し。なんとすばらしいコースではありませんか。夜明け近く、つい眠くなります。その頃、速い方たちはすでにゴール、車内でお休みになっておりました。
↓「なんでこんなに登らせるんだ、まったく埼玉は、、、」怒り爆発、だけどまた来ちゃうのが清水さんであります(左)。PC4に出現したでかいホイル焼き。レスキューシートを置いていった川野さんにどれだけの人が感謝したことでしょうか(中央)。いつまでもPC4にいたら凍え死にます。暗闇の中、ゴール目指して走り出します(右)。でも、出たくない、、、今回のレディースチーム特別隊長・納見サンがにらんでおります。それでも居座ってたら、「休憩、長すぎるよ」と泉サンに追い出されました。
■ ゴール 400.4km 日高市巾着田
これまでさんざん登っただけあって、PC4からゴールまでの約90kmはご褒美の下りであります。だけど、夜明けは寒かったです。
↓暗いうちにゴールされた方もたくさんいました。夜が明けると、続々とみなさんご帰還です。で、仕事帰りの妻神サンもいつもの定位置にいつの間にやら座ってブルベカードのチェックをしておりました。
 ↓どんどん帰ってきます。到着したらブルベカードのチェックとサイン、それが終わればお汁粉です。
↓毎月北海道からやって来る片桐さんは寒いPC4ですやすやと1時間半も寝ておりました(左)。固定車で走ったのは坂東さんです(中央)。渋川のファミレスで寝ていたのは米津さんでした(右)。
←総勢8名で参加したエキップみのりの「カメさんチーム」、といっても速いんですよ。走ってるときにブログブレークするので、お会いすることができるのでありました。

→今回はたくさんの方が残っていろんな話をしておりました。

 

スタートの巾着田からPC1高崎、PC2みなかみ、PC3大間々、PC4倉淵へと移動しながら、みんなの疲れをいやしてくたれさくらも、ゴールに戻ってからご主人の島田さんと一緒に安眠。静岡300でメカトラにあった島田さん、埼玉400に出走できずにスタッフを手伝ってくれました。おつかれさまでした。

400のスタッフさせていただいて楽しかったです。 今年の129の200キロが、私のブルベデビューなのですが、 2005年から付き添い(?)で来ているので、スタッフやってみたいなぁって 思っていました。 お祭りでも、お客さんより、主催者の方が楽しいですよね? 係わった方がただ帰りを待っているより、断然楽しいと思ったから♪  一度、やらせてください!って言った事があったんだけど、 丁重に断られてしまって。。。 だから、今回、泉さんに、私のジーパン姿を見て、 『お汁粉作って!』って言われて、嬉しかったです。

でも、今思うと、ブルベデビューしてからスタッフやらせていただいて よかったって思っています。 なんとなく、どんな感じで走っているのかなぁ〜ってわかるし。 とは言っても、走らないで待っているのは、デビュー前に待っているのと 何にも変わりませんでした。 心配で、心配で。。。。

待っている間は、山口さんと、フランスの話をしたり、 今までに走ったブルベの話をしたり、楽しかったけど♪ 山口さんは、泉さんと電話のやり取りなど、忙しそうでしたが。。。。 (写真右が倉林さん、左は河内さん)

参加者のみなさんお疲れ様でした。
寒さ、眠さ、疲れ、それぞれ心に残る400kmになったのではないでしょうか。楽しく終わることが出来た方もいらっしゃるようで、なにより無事に終了できて本当に良かったです。たくさんの方がゴール直後に600kmを申し込まれていて意気込みが伝わってきました。
来月もよろしくお願いします。今回臨時スタッフをしてくれた島田さん、倉林さん、ありがとうございました。バナナの差し入れをして下さった本橋さん、いつもありがとうございます。

600kmのコースについて
400kmのコースを高崎まで行き市街地を通過して渋川でPC1。K36中山峠、赤根トンネルを抜けR17へ、三国峠を越えてR252に入りPC2栃尾。見附、三条、燕と走り弥彦でPC3。寺泊から日本海に出ます。その後長岡に行き、小千谷でR17に出て塩沢でPC4。三国峠を越えて渋川、高崎へ戻り400kmのPC1と同じ所がPC5です。後は400kmと同じ道で巾着田に戻ります。
三国峠周辺は残雪がありそうです。当日の天候が気がかりですが、良くなることを祈ります。その前にスタッフが走って確認する予定です。区間距離が長い所が幾つもありますので、補給計画が重要になります。

写真は島田行仁さん、オダックス埼玉撮影。もっと見たい人はこちらへ
スタート、PC1、2、3、4、ゴール(島田さん撮影)スタート、PC1、ゴール