７月9、10日に宇都宮600kmの試走しました　白木　緑
妻神、納見、泉、白木は試走認定、山口と須藤は練習で計６名が参加。当日クルマ２台に便乗して宇都宮森林公園へ。朝、６時定刻より若干遅れてスタートしました。
AJ埼玉の場合、PCはスタッフがいてもコンビニを利用している場合にはすべてレシートチェックです。

メインの峠は暮坂峠と菅平までの登りです。それ以外もたくさんの峠や登りがありますが、PC4で一段落です(その先も登りはいっぱいあるけど)。以下、私の試走報告は速い人の参考にはなりません。速い人たちはたっぷりヒルクライムを楽しんでください。夜間雨が降ればかなり寒く、日中晴れれば灼熱地獄、熱中症にご注意下さい。また、PC1ではコンビニのレジに行く前に時計を確認したほうがいいです。オープン前だと失格になります。

● PC1セブンイレブンまで48.4km　無人
宇都宮400ではスタート直後に鶴カントリー方面へ左折しましたが、600は直進、6.5km下ります。最初は早朝なので交通量が少なかったものの、R293に入りしばらくすると、周辺に点在する採石場に出入りするダンプが増え、路肩には砂利がたまっており神経を使います。登坂車線のある登りがいくつかありますが、PC1までは下り基調、それほど回さなくてもペースは上がる。ダンプさえいなければ快適かな。

●PC2道の駅くろほね・やまびこまで47.3km　有人
PC1で右折、K175に入ったら、ウソのように交通量が減りダンプが消えました。ここからは登り基調。PC1から13.6km走り┤字路(キューシート9)を左折すると、いよいよ最初の峠へ。頂上はＹ字路(10)手前にあるので2.9km弱の登り(私の足だとその前も登ってるんだけどね)。最初はゆるやか、センターラインのない細い道を登っていくと急に斜度がきつくなります。そうするともうすぐ老越路峠頂上です。栃木県に住んでいる須藤さんよれば地元サイクリストの練習コースだそうです。

桐生の街に入ると、なんだかこざっぱりしている。電柱がないんです。「本町五丁目」S(12)を右折すると普通の街。
87.2km地点のS(14)を右折してR122バイバスに入ります。

「上桐原」S(15)を左折、渡良瀬川を右に見るようになるとペースダウン、見た目にはわからないけど登ってます。

●PC3セブンイレブン嬬恋三原店まで113.1km　無人
道の駅を出て「下田沢」S(17)を沼田方面に左折すると約15kmの登りです。峠の名前はないけど、立派な峠。この頃から蒸し暑くてしかたない。途中、キャンプ場の看板のあるところで左を見れば滝のように水が流れており、水浴び。コースから20mくらい左のわき道に入ったところにあり、気をつけていればコースからでも見えます。滑りやすいので落ちないよう注意！　そこからちょっと(1kmもなかったと思う)行くと沼田市との境界看板が出てきます。その先右コーナー過ぎた２枚目の看板で下りになります。

R17との交差点「下川田町」Sを過ぎるとR145、日本ロマンチック街道です。ロックハート、大理石村といった看板出てきて、気が付けばここも登り、４kmくらいで今井峠頂上です。峠の看板はありません。知らないうちに登ってまた下りになる感じ。こんなのばっかりです。

167.6km地点┤字路(23)を左折してK55に入ると、この区間メインイベント暮坂峠へまっしぐら。頂上は182km地点で10kmくらい手前からが本格的登り。雨も降ってきて寒いのに、顔だけが火照っております。そう、めちゃくちゃ登りの遅い私にはかなりきつくて最低時速5kmもありました。といっても、掛川400の平谷峠ほどの斜度はなく全身がんばってがんばって時速5kmというのではありませんからご安心を。今からそんなにがんばったら先が持ちません。ただ、長いです。坂好きには楽しい峠でしょう。雨はどんどん強くなり寒さに我慢できずカッパをきました。下りはもっと寒いです。寒さにはかなり強いほうですが、ゴアのカッパを持ってこなかったのをちょっと後悔したくらい寒かったです。

PC3到着。まだ208.8kmしか走ってません。

AJ埼玉のモットーは「とにかく走る」、
2月の200km試走認定では積雪にもメゲズ、
掛川300でボトルの水が凍る寒さに耐え、
掛川400で「いい加減にしてくれ」と叫びたくなる
アップダウンと暗闇のヒルクライムに打ち勝ち、
掛川600で猛暑とこれまたしつこい登りを体験してきたAJ埼玉でありますが、

な、なんと全滅、撤退！

PC3クローズ時間にはまだ時間はあったんですが、
この先、鳥居峠、菅平は豪雨と聞き、
菅平からの長い下りの寒さを想像したのがいけませんでした。
回りを見れば万座温泉ど真ん中、
すでに下見も３回していることだし、、、、、、
600認定は全員掛川で取得済み、、、、、
試走のときまで土砂降りと寒さに震えながら走るのは楽しくない、、、、
今年のBRM600km完全走破を目指していた泉サンもがニコニコ心は宴会モード。
一番遅い私は当然賛成、だって、この間掛川600試走認定でも暑さと寒さ、雷、土砂降りの中を走ったばかり、１ヶ月に２回も同じことをする気にはなれませんでした。
で、あっさりと温泉サイクリングへ変更となってしまいました。

軟弱AJ埼玉、すぐに宿を探しました。
BRMホンチャンはこの程度では中止にはなりません。
通行止めの時には部分的迂回路を設定してあります。
なんて、とても言えないのですけど。

●PC4セブンイレブンまで57.9km 無人　＊今回走ってません。
鳥居峠までは約17kmの登り、暮坂峠ほどはきつくない。
「菅平口」S(29)から「菅平」S(30)まで8.5km登り、きつい。
「春木町」S(31)まで下り。

●PC5ローソンまで69.2km　有人＊今回走ってません。
「小松原トンネル西」S(39)からPC5まで登り基調のアップダウン。

●PC6まで47km　有人＊今回走ってません。
PC5から折り返しの下り基調アップダウン、「小松原トンネル西」Sを往路では左から来ましたが、帰りは直進です。
PC6から500m先右側に24時間営業の信州健康村という健康ランドがあるので、仮眠に利用できます。

●PC7セブンイレブンまで107.8km　無人
ひたすらR18を走り続け、442.7km地点軽井沢バイパス分岐のＹ字路(54)を右へ。

Ｙ字路手前約10kmは登り、バイバスに入ってしばらく行くと登坂車線が登場、登坂車線の切れるところが入山峠頂上ですが、あまり峠といった感じの登りではないかも。その先は豪快な碓氷バイバスのダウンヒルが待ってます。一応、峠三昧は終了です。この先もちょこちょこ登りはあるけどね。

私たちは安さで有名な前橋のバイクショップ、タキザワに寄り道。この近くでメカトラが発生したらここを利用できます。

前橋周辺は交通量が多いうえ、前夜の寒さと打って変わってやたら暑い。
「千代田町三丁目」S(60)からのK3は信号が多くひたすら我慢の走りでした。
実は以外だったのが帰りのR293、往路で下りだったので帰りは登りだと思ったらそうでもなく、ところどころ登りは出てくるものの、「仁神堂町」S(72)までは下り基調でした。

森林公園へ最後の登りではホタルが何匹も出迎えるなか、
403km走って終わりました。
600kmはみなさまにお任せします。
BRM当日はAJ埼玉の山口サンと小倉サンも走ります。
BRM600km完全走破目指していた泉サンも走りたいところですが、今回試走認定として走ったのでホンチャンには出られません。チャンスは1回だけ、PCでみなさまをお待ちしております。

みんなは掛川600よりきつくないと言います。でも、今回の試走＆サイクリングはのんびりムード、コースのきつさは体調、天気、そのときの走り方によっても感じ方がずいぶん違うと思います。おまけに、途中から温泉サイクリングに変わっちゃったし。それでも、掛川600試走認定のときのように何時間も眠くてフラフラ走っていたら、宇都宮600では確実にタイムアウトになると思いました。宇都宮600のほうがきついということではなく、前半に峠が集中して貯金ができないうえに、中盤までのPC区間が短い(長くできなかったのです)ためです。そのかわり後半は楽、だと思います。
私のように登りの遅い人、制限時間いっぱい走る人は、PC4まではオーバーペースに気を付け、休みは少なめ、とにかくコンスタントに走って、楽な後半につなげましょう。なんて、偉そうなこと言える立場じゃありません。PCでお待ちしてます。