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2005.3.29 NO.4
BRM402川口300km試走スタッフ珍道中
 ---AJ埼玉代表:妻神邦昭&スタッフ

花粉症の方はご用心あれ  妻神邦昭
3月26日早朝、川口市神根運動公園にAJ埼玉メンバーが集合。
今回の試走認定対象者は妻神邦昭、コース担当・泉浩司、金庫番・山口哲生の3名。
練習及びコース確認のため広報担当・小倉清に白木緑。
コースマップ担当、納見謙一は今回車で奥様と一緒にコースチェック兼PCスタッフ要員として出動。

今回の試走は事件がイッパイの珍道中となりました。それぞれトラブル報告があると思いますので、自分のことのみ書きます。
AM6:00全員スタート。CP−1までは全員トラブルなく到着。CP−1をスタートし、山伏峠までの間、丁度湧き水ポイントで小倉さんがパンク。湧き水を汲みながらパンクの修理(これは良くある事)。トラブルはこの後、妻神に発生。
山伏峠の上りが終わり下りに入ったのでウインドブレーカーのファスナーを閉め、秩父市内までダウンヒル。その後CP−2の小鹿野に向かう途中、体が温まりすぎ、しかも花粉症の薬を服用していたので、ひどい眠気に襲われました。これがなんとお風呂に入っているような感じでとても気持ちよく身体からどんどん力が抜けていきます。
脚や身体をいくら叩いても感覚が無く、遂に動けなくなりました(この辺から記憶が怪しい)。心配した小倉さんがペースダウンして待ってくれ、彼を追いかけていると急に自転車がはねて落車しかけました。自転車を見ると後輪のタイヤがリムから外れているでは有りませんか。どうやら道路工事の電源コードを踏んだらしく後輪がはじかれ、そのショックでタイヤが外れたみたいです。急遽貼りなおし、なんとかCP−2へ到着。耳が遠く、皆の声が良く聞こえず、身体の感覚も変。今まで何度もハンガーノックを経験したが、それとは違う。こんな状態は初めてです。この状態で本日の最難関、土坂峠越えは無理と判断し、妻神はここでリタイア。納見さんに回収されました。

その後、土坂峠に向け他のメンバーはスタート。ここで注意! 土坂峠の上りは苦しいですが頑張れば超えられます。ですが下りは要注意です。道路上に雪を溶かすための砂が大量に撒いてあり、非常に危険です。皆さんも注意して下さい。

CP−3で妻神、コースへ復帰。ゴールを目指します。その後は問題なくCP−4へいくはずでした。ところが、CP−4直前で妻神、小倉、山口がミスコース。チェックポイントが見つけられません。その場で後続を待つ者、先に進む者、行ったり来たりしている間に行方不明者となり結局5kmも余分に走った者、対応は三人三容でした。泉コース担当から「キューシートに書いてないことはしない様に!」と、3人にイエローカードがだされ、白木さんから「信じられない」と笑われ、CP−4のお土産物屋さんで1時間の休憩。温かいそばやうどん。おばさんの畑で取れた野菜の御浸しを頂きあったかい気持ちに満たされて、CP−5に向けてスタート。

23時35分ゴール。
●試走認定参加者
妻神邦昭(リタイア)
泉浩司(完走、花粉症、ノントラブル)
山口哲生(完走、CP―4トラブルメーカーの一名)
●試走練習参加者(物好き者)
白木緑(完走、ノントラブル)
小倉清(CP−4通過後、自宅呼び出しのため離脱)

最後に、感謝をこめて。
今回走行中、納見さんがコースを先回りし、いろんな場所で私達を待ってくれていました。次は何処に現れるだろうかが、走っている最中の楽しみになりました。では、皆さん402でお会いしましょう。

他力本願・お気楽のはずが結果はこうなりました 小倉 清
今回の試走(私は本番参加です)は、コース確認と練習を兼ねてのお気楽道中。なんてたって、コースコーディネーターが一緒に走ってくれるんだから(^^♪
だが実際は私がトラブルメーカーの口火を切ってしまった。
 
その(1) パンク、これは仕方が無い(パンクするのは下手だからだ…と言う話もあるが…置いておいて…。
 
その(2) インフレーターが無い。昨日タイヤ交換したときに忘れてしまった馬鹿者だ。しかし優しいAJ埼玉スタッフは逃げをカマスことなく貸してくれました。(感謝)
 
その(3) 他力本願お気楽道中のために話を良く聞いてなくて、ウィンドブレーカーを来ている間に一人になってしまい、折り返しCP直前にて迷子(笑) スタッフカーの納見号に見つけてもらい「ヤ〜ンピ」とお食事所へ直行。
 
その(4) 妻からの電話で 『車の鍵がないんだけど…』 ドキッ! 私のポッケに2つ入ってましたm(__)m 
でも185km地点じゃどうしようもない(ホントに馬鹿)
 
その(5) ブルベ用アタッチメントとして使っているスピナッチ(補助バー)が折れる。穴あけ・曲げ改造と長年の金属疲労のせいだ。先をもぎ取り角度を変えてランプを使えるようにして事なきを得る。車が使えなくて電車で実家へ行った家族を迎えに行く為にR254付近で皆と別行動…
 
その(6) またもやパンク。空気入れはないし夜の9時過ぎだ、どうしようと押しているとオートバイ屋を発見。しかし2本目のチューブはショートバルブ(シマノのホイールには短い)エキステンション・バルブはO−リングが無くて空気もれで入らない。しかし、さすがバイク屋である。丁度良いO−リングを見つけてくれました(感謝・多謝)
 
その(7) 気を取り直して走っていたら、R254を走っていたはずなのに迷子・・・・・? 自慢じゃないが今では埼玉県人だが元は道産子。荒川より北と朝霞市より西は土地勘が全然ない。(えっへん)
結局ショートカットしたはずなのに320km程も走って24:30帰宅。
妻へ電話で 『もう動けない、タクシーで帰ってm(__)m 』 と泣きをいれる。

…えっ、コース・リポート? 
私のように装備などの準備は余裕をもってやりましょう(笑)
折り返しの妙義山からは下り基調だし、追い風だし…で疲れた身体でもペースは上がります。より楽しむためにも余力は残しましょう。当日が逆風だったらカナリ辛い! 土曜日は早朝でも車が多いです。信号は守って安全走行で行きましょう。

シカも出た     山口哲生
CP1からの山伏に向う最初の激坂脇に民家に向う超激坂発見!
嬉しくってつい登り、Uターンし損ね立ちゴケ、右腕打撲。
その直後、上方でガサガサと逃げる音。見ると小鹿!カワイイお尻でした。
妙義の折り返しポイントが判らず、ただそこで待っているのもつまらないから少しも
と来た道を上り口まで下るも誰もいない。しょうがないのでまた登るとみんないる。
私はしばらく行方不明だったらしい。失礼しました。
キューシートに書かれている以外のことするとロクな事ないですね。

やっぱり300kmは長かった   白木 緑
402は当日出走します。今年初めてのBRMでちょっとばかり緊張しております。試走、私は単なる練習でしたが、ホンチャンと同じ土曜日の6時にスタート。途中までは313と同じコースなのに、やっぱり日曜日より土曜日のほうがかなり交通量が多い。スタートからPC1まで信号も多く、走りにくいです。でも、先は長い。山伏峠、巣掛峠、土坂峠、そして最後の妙義の登りまで足を使うところはいっぱいあるんで、PC1までは体力温存でお願いします。決して信号と勝負しようなんて思わないでください。そして、もし集団が大きくなったら、クルマが抜いていきやすいように適当なところで前との間隔をあけてあげてください。よろしくお願いします。

PC2からは大・中・小取り混ぜて峠が次々に出てきます。登りは苦手です。とくに、きついのは妙義の道の駅手前1km弱。それまで全員のんびりと一緒に走っていたのですが、坂がきつくなったとたん、みんなうれしそうにダッシュ。私はヨタヨタカメのごとくであります。T字路を左折すれば、すぐに道の駅。そこからはコース担当以外誰も行ったものはなし。昨年下見で走ったときには、道の駅が折り返しのPCだったのが、距離が足らずに2.2km先に延ばしたのです。延長区間は予想に反してほとんどフラット。先行組が待ってると思ったら、PCで待機していた納見さんが「みんなを抜いてきたの」と不思議そうな顔。そんなわけないのに、誰もいない。「埼玉コース担当が楽な下りをコースに選ぶわけない」と思い込んだみなさま、キューシートに曲がれとは書いてないのに、勝手に登りのあるほうに行ってしまったようです。で、PCがないので右往左往、その間にカメさんはPCから折り返して、うどん屋(お土産物屋さん)の座敷でストレッチ。
[教訓]カメも諦めなきゃウサギより先にごちそうにありつける。信じようキューシート。

300km走って決めたこと。キューシート見ながら走るなんて器用なことはできないので、私は道路標識見ながら走ります。そのため、これまで300kmでは使用したことのなかったヘッドライトつけていくことにしました。PC4からは下り基調、余力があれば楽しいです。ミスコースしなければね。速い人は渋滞にあうかもしれないです。
土坂峠の下りは砂がたくさんあるので要注意。とくにヘアピンは砂が深いです。ドリフトターンしようなんて考えないでください。
途中、一緒になることがあれば、みなさまよろしくお願いします。

▲小倉サン、最初のトラブル・パンク。ラテックス・チューブです。この先が山伏峠 ▲土坂峠頂上。心優しき埼玉メンバー、遅い白木に合わせてのんびり、当人は心拍180、く、苦しい、、練習ありがとうございました ▲土坂峠の下りは融雪のために砂がまかれており危険。ヘアピンとくに注意
▲写真班の山口でございます。またまた自分で撮りました。 ▲怪しいカッコの小倉サン。試走時は結構寒かったです ▲151.8km地点(キューシート27)、直進、左折共にK41ですが[吉井](左折)目指します
▲妙義のきつい坂へ突入。1km弱我慢すればラクになります。リタイヤの妻神代表も登りました ▲道の駅「みょうぎ」手前約0.1kmにある「かとう」の月見うどん大盛り。並と値段は同じ ▲ライトを装着していたスピナッチ破損。手先職人小倉サン、見事に応急修理しました
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